さて、昨日のクイズの答えです
【生麦事件メモ12-13 かごしま黒豚】
昨日の問題:イギリスとの宴のメインディッシュは次のどれでしょう
1.トンカツ 2.豚しゃぶ 3.豚の丸焼き
正解は……
まさかの、3の豚の丸焼きでした!!!
薩摩藩らしい、豪快なご馳走!!
元々薩摩豚は琉球から移入されたものが起源。
薩英戦争の後、薩摩藩はイギリスに友好の証として、あるものを贈り、そのお返しに、イギリスから薩摩に豚が贈られたと言われています。
そのイギリスから来た豚「バークシャー種」を導入して、品種改良されたのが現在の鹿児島の名産品「黒豚」になったのです。
つまり、生麦事件があって、薩英戦争でイギリスと仲良くなったから、今の美味しいかごしま黒豚が食べられるんですね!
戦国時代から、薩摩では豚肉のことを「歩く野菜」と呼んで、豚を生きたまま兵糧として戦場に運ぶほど。「肉食集団」と呼ばれるくらい豚肉を愛していたようです。イギリス人から驚かれたのも無理はないですね。
さて、薩摩がイギリスに贈ったあるものとは何でしょう?
これはメモではクイズになっていませんが、先日少し話題に出した物です。こちらについては少し後になりますが「生麦メモ15」でまたご紹介します!