お待たせしました!薩摩藩がイギリスに友好の証にプレゼントしたもの…
【生麦事件メモ16・17 生麦事件とみかん】
なんと、薩英戦争の後、みかんの苗が英国に贈られたそうです(諸説あります)。
そして、薩摩藩は和平交渉で、イギリスに薩摩のみかんを輸入してもらうように約束しました。
このことから、今でもイギリスでは温州みかんのことを「サツマ」「Satuma orange」とよぶようです。
サツマと英訳できること自体、知らなかった方も多いのではないでしょうか。
イギリスやスペインでは結構普通に温州みかんはサツマ、サツマ、と呼んでいるそうで、鹿児島産どころか日本産でなくてもサツマ、と呼ぶようです。
他の説もあるようですが、温州みかん=Satsuma=薩摩が由来ということは確実のようです。
ネット検索で色々なブログ等を見ていると、イギリスでは、薩英戦争は痛み分けでなく、負けたんだ、と認識している方も少なくないようで、負け無しのイギリスが唯一負けたのが薩摩だ、そしてSatsumaをたくさん輸入することになったんだ、どうして日本人がそれを知らないんだ!みたいな話もいくつか見かけました。
その後の薩英の良い関係を考えると、交渉で仕方なく輸入、というよりは仲良くなったから、友好の気持ちを込めてサツマと呼ぶようになった、と考えた方がしっくりしませんか?
ちなみに、あのハリーポッターでも原版ではsatumaを皆で食べるシーンがあるようです!
みかんといえば、生麦盛り上げ隊隊長の私。今年も床屋で、みかんを販売しますよ!
まさか、「みかん」まで生麦事件とそういう風に繋がっていたなんて!
お祭りでは1個単位から購入できます。みかん農家さんから直接仕入れているので、本当に美味しいみかんです!
もちろん床屋さんとしてのお祭り限定サービスも予定しています!
さて、お祭りの参加店がほとんど出揃いました。協力店も含めると、なんと60店を超えました!10月からは各店が用意するイベントや限定商品のご紹介を始められると思いますのでお楽しみに!